iWall構法とは?

「iWall 構法」は、潜熱蓄熱技術を応用したパッシブソーラーハウスです。

再生可能エネルギーエネルギーである「日射」や「夜間冷気」を活用して暖冷 房エネルーを削減する住宅。これが「iWall 構法」を採用したパッシブソーラー ハウスです。

断熱・気密性能を高め建物からの熱損失量を抑制することは、暖冷房エネルギ ー削減の基本ですが、日射や内部発生熱、夜間の冷涼な外気を利用することで も省エネルギーは実現できます。再生可能エネルギー利用の計画では、地域の 気候や立地条件の把握、開口部の計画に加えて、「蓄熱部位」の計画が重要な要 素になります。

パッシブソーラーハウスの蓄熱部位には以下に示す性能が求められます。

 A) 熱容量(容積比熱)が大きいこと
 B) 熱が伝わりやすいこと(熱伝導率が高いこと)
 C)表面からの熱吸収・放散が速やかに行われること

「e-プラスター」はこれらの要求に完全に応えられる新たな内装用建材です。 「iWall 構法」では、蓄熱部位に潜熱蓄熱内装材「e-プラスター」を活用。室内 で取得した日射や冷熱を壁や天井に蓄え、必要な時間帯に放出することで暖房 エネルギーを大幅に抑制します。
 

 
さらに、開口部への潜熱蓄熱材の適用法の開発、太陽集熱器と組み合わせたハ イブリッド壁暖冷房システム、潜熱蓄熱型の太陽光暖房機、高効率な日射遮蔽 不織布の利用など、潜熱蓄熱とパッブ技術を応用した新たな「iWall 構法」が産 学共同研究会「iWall 研究会」において開発中です。ご期待ください。